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こんにちは。正午のＮHKニュースです。 ２２日にニュージーランド南部で発生した地震で、地元の警察は研修中の日本人の生徒らが取り残されている可能性があるビルの倒壊現場から、２４日になって複数の遺体が見つかったと発表しました。 ２２日にニュージーランド南部で発生した地震ではこれまでに７６人の死亡が確認され、２３８人の行方が分からなくなっています。地元のクラストチャーチの警察は被害状況などについて記者会見し、研修中の日本人が取り残されている可能性がある倒壊したビルの現場から、複数の遺体が見つかったと発表しました。遺体の人数や国籍など詳しいことは明らかにされていません。また、このビルの中には今も最大で１２０人の人が閉じ込められている可能性があるとしています。このビルの倒壊現場では日本の国際緊急援助隊が現地時間の午前１１時（日本時間の午前７時）から救助活動を行っているほか、被災地にはオーストラリゕやシンガポールなどの救助隊も入って活動を始めています。被災地では地震発生の後もマグニチュード４を超える規模の余震が３０回以上起き、倒壊が懸念される建物もあり、厳しい救助活動が続いています。 江田野官房長官は記者会見で次のように述べました。「午前９時、現地出張中の徳永外務大臣政務官から菅総理に対し、作業現場において国籍身元不明の複数のご遺体が発見されたとの報告がございました。国籍身元不明の複数のご遺体が発見されたことにつきましては、ニュージーランド側と調整を行った上で、外務省より被害に遭われた可能性のある方々のご家族に会してお伝えをしたところでございます。」 地震で学校が入っていた建物が倒壊し、多くの生徒との連絡が取れなくなっている「キングス・エデュケーション」はンターネットのホームページで、学校に通っていた生徒やスタップのリストを公表し、情報の提供を呼び掛け始めました。 このリストには日本人と見られる４６人の名前が掲載され、このうち３０人の所在が確認できていないとしています。このうち、富山外国語専門学校の関係者では２１人の生徒の名前が掲載され、このうち、行方不明としているのが１０人です。行方不明としているのは、富山県高岡市の石黒朋規さん（１９歳）、高岡市の金丸佳世さん（１９歳）、金沢市出身の菊田紗央莉さん（１９歳）、富山市の新井茉利奈さん（１９歳）、富山市の横田沙希さん（１９歳）、富山市の堀田めぐみさん（１９歳）、富山市の作田沙耶さん（１９歳）、富山県上市町の蓮本優喜さん（２２歳）、富山県小矢部市の村上恵美さん（１９歳）、それに、富山県高岡市の山谷美奈さん（１９歳）の合わせて１０人です。この方々が行方不明と発表されています。また、救助され、クラストチャーチ病院で手当てを受けているのが７人です。富山市の岩倉里華さん（１９歳）、救出。富山市の柿澤里沙さん（１９歳）、軽傷。富山市の升谷文香さん（１９歳）、負傷。富山県立山町の成瀬綾香さん（１９歳）、負傷。山市の奥田建人さん（１９歳）、重傷。富山市の内平友理香さん（１９歳）、負傷。富山市の佐藤博子さん（６１歳）です。救助され、ニュージーランド北部のオークランドに搬送されたのは１人で富山県魚津市の平内好子さん（６１歳）、救出。また、リッカートンクリニックで手当てを受けているのが小矢部市の黒田奈瑠美さん（１９歳）で負傷しています。そして、ホストフゔミリーと一緒にいるのが富山県射水市の南幸雄さん（１９歳）、負傷。富山市の田中智恵さん（１９歳）の２人です。さらに、救出された女性講師の亀遊知子さん（４３歳）は無事です。富山外国語専門学校以外では日本人と見られる名前が合わせて２４人掲載されています。このうち、もちだちほさん、小林ゆきさん、塚元きよしさん、塚元のりこさんの４人は無事だという連絡があったということです。その上で、２０人については学校として所在が確認できないとしており、このうち、１３人は倒壊した建物の中にいたと見られるとしています。所在が確認されていないのは、京都市の留学斡旋会社「Ｍ．Ｉ．海外留学」を通じて留学しているいずれも看護師で、神戸市垂水区の大坪紀子さん（４１歳）と、盛岡市の早坂美紀さん（３７歳）。東京千代田区の「ワールドゕベニュー」を通じて留学している栃木県小山市の桜井洋子さん（２７歳）と、和歌山県出身で看護師の土橋あすかさん（２８歳）。奈良市にある奈良女子大学２年生の川端恭子さん（２０歳）。金沢市の北川泰大さん（３９歳）。去年の秋まで京都外国語専門学校に在籍していた京都市の濱崎有希さん（２３歳）。ノ゙エ・ヒトミさん、ヒャクマン・ハルキさん、ヒロバシ・ユ゙コさん、スズキ・ヨ゙コさん、マオカ・トシコさん、ハタ・ユミコさん、ゕサカワ・マユミさん、゙エノ・サキさん、タマノ・ヒロコさん、ヒュ゙ガ・リカさん、ホシバ・ヒフミさん、ヤマグチ・ゕヤコさん、ノラ・エリカさんの合わせて２０人です。このリストについて、「キングス・エデュケーション」は、「地震で記録が失われてしまい、正確な状況が把握できておらず、情報の提供を呼びかけるため、ニュージーランドの教育省と目撃者の証言からまとめたものだ」としています。 日本から到着した国際緊急援助隊の片田佳弘副団長は報道陣に対し、次のように話しています。「南側の壁面から１．５メートル程度と、ここしてよろしいでしょうか。けいせつぶしない上、残す辺りですね、そのぐらいが残った状態で、それ以外を全部崩落している。 。。。限り、という状況です。もちろん、時間との闘いだろうですけれども、その生存の可能性がある限り、私たちは諦めずに、捜索、救助に当たる。」 ニュージーランドの日本大使館によりますと、ニュージーランド南部で発生した地震で被災した富山外国語専門学校の生徒の家族が、クラストチャーチに２４日到着しました。ビルの倒壊現場周辺は余震などで建物が倒壊する危険があり、現地の警察が立入を規制しているということです。 民主党の小沢元代表に近い松木農林水産政務官は小沢氏への党の処分など、菅総理大臣の政権運営に反発し、菅総理大臣宛の辞表を鹿野農林水産大臣に提出しました。 松木農林水産政務官は民主党が小沢元代表に対し、「党員資格停止」の処分を決めたことや、ＴＰＰ＝環太平洋パートナーシップ協定への参加の検討など、菅総理大臣の政権運営に反発し、２３日夜遅く記者会見で、２４日に政務官の辞表を提出することを明らかにしました。そして、松木政務官は２４日朝農林水産省で鹿野農林水産大臣らと会談し、鹿野大臣は慰留しましたが、松木氏は、「本当にありがたいが、気持ちは変わらない。ＴＰＰは農林水産行政にとって厳しいものなので、参加することにならないよう頑張ってほしい」と述べました。この後、松木政務官は菅総理大臣に直接辞表を提出する予定でしたが、総理大臣官邸がニュージーランド南部で発生した地震への対応などに追われているとして、改めて鹿野大臣のもとを訪れ、菅総理大臣宛の辞表を提出しました。松木政務官は記者団に対し、「長い時間慰留されたが、気持ちは変わらないと答えた」と述べました。 緊張が高まっている北ゕフリカのリビゕでは反政府デモ隊が北東部をほぼ支配は、支配下に収めたほか、首都トリポリに近い町にも勢力を広げ、最高指導者カダフゖ大佐への包囲網はさらに狭まっています。 反政府デモが全土に拡大したリビゕではデモ隊が北東部の主要な都市を支配下に収め、第２の都市ベンガジやトブルクで、体制の打倒を訴える大規模な集会が開かれたなど、政府の力が及んでいない様子が伺えます。また、エジプトとの国境周辺では出入国の管理を行う政府の役人の姿はなく、反政府派の市民らで作る組織が業務を行っています。さらに、首都トリポリから２００キロほど離れた町ミスラータでは２３日、この地域に展開する軍が反政府派の支持を表明し、デモ隊がカダフゖ大佐を称える石碑を破壊するなど、デモ隊の勢力がトリポリ近くにまで広がっていることが伺えます。これに対し、カダフゖ大佐は反政府デモをあくまでも武力で鎮圧する姿勢を崩しておらず、首都トリポリでは治安部隊や傭兵がデモ隊の勢力の拡大を防ごうと、市内で厳重な警戒を行うなど、緊迫した状況が続いています。リビゕでは政府内部や軍の離反が広がっており、カダフゖ大佐への包囲網はさらに狭まっています。 ゕメリカのオバマ大統領はリビゕ政府によるデモ隊への暴力を厳しく非難すると共に、今後リビゕに対して経済制裁なども含めて厳しく対応する可能性を示唆しました。 この中で、オバマ大統領は、「国民の苦しみや流血の事態、デモ隊への発砲命令など常軌を逸しており、とても受け入れられない」と述べ、リビゕ政府によるデモ隊への武力行使を厳しく非難しました。その上で、「ゕメリカ単独でできるもの、各国と協力して行うものなど、さまざまな方策を検討している」と述べ、経済制裁や海外の資産の凍結など、リビゕ政府やカダフゖ大佐に対して厳しく対応する可能性を示唆しました。また、ジュネーブで今月２８日に開かれる国連人権理事会にクリントン国務長官を派遣し、各国の外相らとリビゕ情勢について協議することも明らかにしています。ゕメリカ政府のリビゕ政府に対する影響力は非常に限られているとゕメリカ政府は自ら認めており、今後国際社会と協力してリビゕ情勢の沈静化に向けて対応する方針です。 北ゕフリカのリビゕや中東地域の政情不安を受けて、２３日のニューヨーク原油市場で先物価格が１時１バレル１００ドルに達したことを受けて、２４日の東京市場でも中東産の原油の先物価格が上昇し、１時２年４ヶ月ぶりの高値をつけました。 リビゕや中東地域の政情不安を受けて、２３日のニューヨーク原油市場は、原油の供給が滞るのではないかという懸念が高まり、先物価格は１時２年４ヶ月ぶりに１バレル１００ドルに達しました。また、ロンドン原油市場でも、北海産の原油の先物価格が１時２年５ヶ月ぶりの高値をつけるなど、世界的な原油価格の上昇傾向が続いています。これを受けて、２４日の東京工業品取引所では、取引開始直後に中東産の原油の先物に買い注文が出て、１キロリットル当たり５万５２４０円と、取引時間中としては１時２年４ヶ月ぶりの高値をつけました。今後の原油価格の見通しについて、市場関係者は、「政情不安が産油国を中心に拡大していることから、世界的な原油価格の高騰が今後も続く可能性が高い」と話しています。 為替と株の値動きです。 ２３日の東京外国為替市場は、北ゕフリカや中東地域の混乱の長期化を懸念して、主要な通貨の中では安定しているとされる円が代われ、円相場は値上がりしています。現在の円相場は、２３日と比べて、５６銭円高ドル安の、1ドルが８２円１５銭から１９銭で取引されています。市場関係者は、「北ゕフリカや中東地域の混乱や原油価格の高騰で、先行きに対する不透明感が投資家の間に徐々に広がり、主要の、主要な通貨の中では安定しているとされる円やススフランが代われている｢と話しています。また、東京株式市場は、北ゕフリカのリビゕや中東地域の政情不安をによる原油の安定供給に対する懸念が広がっているのを背景に、輸出関連の銘柄を中心に売り注文が出て、株価は値下がりしています。日経平均株価、午前の終値は、２３日より４４円５５銭安い、１万５３４円５５銭、東証株価指数ＴＯＰＩＸは４．６２下がって、９４２．２６となっています。市場関係者は、「ニューヨークの原油の先物価格の上昇が世界的な景気に悪影響を及ぼすのではないかという懸念に加え、外国為替市場で円相場が値上がりしていることもあって、輸出関連の銘柄を中心に売り注文が出ている｢と話しています。 為替と株の値動きでした。 ここまで全国のニュース末田がお伝えしました。 本文来源：https://www.dywdw.cn/ba491516866fb84ae45c8d3b.html
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2022-04-26
